腹部腫瘤
小児がん🦠で一番多いのは白血病🩸➰とくに急性リンパ性白血病ですが、今回は腹部超音波🐬で発見される腫瘍(腹部腫瘤)について書きます💦
小児がん🦠の頻度は、白血病、脳腫瘍、神経芽腫、悪性リンパ腫の順に続きます💨
神経芽腫(しんけいがしゅ)は腎臓の上の小さな組織、副腎(ふくじん)や脊髄に沿って走る交感神経節(こうかんしんけいせつ)と呼ばれる場所からできます💦3️⃣歳以下に多く、目👀や骨🦴に転移することがあります💨可能なものは手術✂️を行い、できないものに関しても、どのような細胞🧫か調べるために生検といって細胞🧫を切除✂️するとともに、化学療法💉(抗がん剤治療)を行うための中心静脈カテーテルを挿入します💨化学療法💉によって腫瘍🦠を小さくしたのちに再度手術✂️を行います💦また自分の造血幹細胞という血液🩸の元となる細胞🧫をあらかじめ取っておいて、化学療法💉や放射線療法🌟を行い腫瘍🦠を全滅させたのちに、それを戻す自家造血幹細胞移植🩸が行われたりします💡1️⃣歳未満で見つかる子は予後が良好です✨
肝芽腫(かんがしゅ)は肝臓にできる腫瘍🦠で3️⃣歳以下に多く、男の子👦に多い傾向にあります➰手術✂️による腫瘍🦠の完全切除を行いますが、困難例では先に化学療法💉(術前化学療法)により腫瘍🦠を小さくしたのち切除を行います💨放射線🌟は効きにくく、転移がなければ肝移植を行うこともあります💡
仙尾部のものは、腫瘍🦠が神経を圧迫し排尿排便障害(おしっこ💧やうんち💩がでにくい)や下肢の運動麻痺を生じることもあります⤵️卵巣腫瘍は大きくなると、卵巣がねじれ、激しい痛み😖を伴うこともあります💦これを卵巣捻転といい、すぐに手術✂️をしないと卵巣が腐ってしまいます💨良性の卵巣腫瘍は正常卵巣を残して手術✂️を行いますが、捻転して腐ってしまっている(壊死している)ものは卵巣ごと摘出します💨
いずれの場所にしても良性のものと悪性のものがあり、奇形種と呼ばれるものは良性で手術摘出✂️しますが、未分化胚細胞腫、胎児性癌、卵黄嚢腫瘍、絨毛癌と呼ばれるものは悪性でこれに化学療法💉が追加されます💡
横紋筋肉腫は体のいたるところにでき、腹部腫瘤として見つかるときもありますが、予後不良😢で、全摘出できないことも多く⤵️、放射線療法🌟、化学療法💉を合わせた治療が行われます💨
悪性リンパ腫も腹部腫瘤として、あるいは腸重積として見つかるときもありますが➰基本的には化学療法💉がおこなわれます💡
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