吸入抗原アレルギー

 昨日は食物🍎アレルギーについて書きましたが、今日は吸入抗原🤥、花粉🌲やダニ、ハウスダスト、犬🐶や猫🐱の皮膚によるアレルギーについて書きたいと思います💡


 赤ちゃん👶は頭や顔、肌がカサカサしたり、赤くなったりします💦これを乳児湿疹といいますが、これはお母さん🤰のホルモンの影響が残っていて、生じます💡軽いものでは泡☁️で洗ってあげるだけで大丈夫です✨少し悪くなると、ワセリンを塗ったり、もう少しすると弱いステロイドを塗ったりします💨

 乳児湿疹は、お母さん🤰のホルモンの影響なのでいずれはよくなります✨しかし、それがいつまでも続く、あるいは症状が強いときはアトピー性皮膚炎を考えます💡アトピー性皮膚炎の治療はまずは刺激の低下、保湿とステロイドが基本です👨‍⚕️ステロイドは副作用があるからと抵抗があるひともいるかと思いますが➰正しく使えば問題になることは少ないです🙆‍♀️まずはワセリンやヘパリン類似物質による保湿で維持し、症状の強いところにはステロイドをしっかり塗る🤲症状が改善すれ保湿で維持する💨これに免疫抑制剤(タクロリムス)やJAK阻害剤を追加します💦

 頭や体を洗うのも、刺激の少ないボディシャンプーやシャンプー、トリートメントを、これは大人👩になっても一緒で、刺激の少ない化粧水、乳液、化粧品を使いましょう✨

 アトピー性皮膚炎は必ずしも吸入抗原とは限らず、卵🍳など食物アレルギーが原因となることもありますが、アトピー性皮膚炎だから➰卵🍳アレルギーとは限りません💡また、お母さんが卵🍳アレルギーだから➰こどもも卵アレルギーとも限らず、アトピー素因といってアレルギー体質は遺伝しますが同じタイプのアレルギーとして出るとは限りません👨‍⚕️


 気管支喘息😮‍💨も吸入抗原によるアレルギーです💦これはアレルギー物質(抗原)が気道に入ることで、気管支が細くなり吸った空気が吐き出せず、空気を吐くときにヒューヒューあるいはゼーゼーという音がします💨

 治療は気管支拡張薬の吸入☁️ですが、改善がない場合はステロイドの点滴💉が必要になります➰酸素飽和度を測り低い場合には酸素の吸入☁️が必要であり、症状が重い場合には入院治療🏥が必要になります🚑

 喘息発作を何度も起こしている場合には、ロイコトリエン拮抗薬の内服💊やステロイドの吸入☁️を毎日行い発作が起きる予防をします✨

 小さい子👧の場合、風邪😷をひいたときにウイルスが気管支に入り喘息と同じような症状を起こすことがあります💦これを喘息性気管支炎と呼び、治療法も一緒ですが、これは気管支喘息ではなく、大きくなれば頻度が減り自然に改善します✨


 アレルギー性鼻炎🤧(結膜炎)も吸入抗原アレルギーです💡アレルギー性鼻炎のうち、花粉🌲によるものを花粉症と呼びますが、花粉症はその花粉🌲が飛んでいるときのみ症状があるので季節性アレルギー性鼻炎➰ダニやハウスダストが原因となるものを通年性アレルギー性鼻炎と呼びます💨

 治療は抗アレルギー薬、抗ロイコトリエン拮抗薬、ステロイドの内服💊、点眼、点鼻です💨

 最近はダニやスギのエキス(抗原)を少量ずつ毎日内服💊して、その抗原に慣れさせる舌下免疫療法も行われています✨即効性はなく、治療には3~5年かかりますが、当院🏥でも行っています💡スギ花粉のシダキュアは花粉🌲の飛んでいる時期には開始できないので、1月頃までに、あるいは、スギ花粉の飛散が過ぎた後に開始する必要があります👨‍⚕️


愛知県日進市 OBKタカE クリニック 小児科

第2、第4日曜診療🩺 こどものおなか🪱便秘外来💩でべそ治療🩹 小児循環器、小児腎臓、アレルギー💓 小児科専門医 兼 小児外科専門医🩺 一般診療、予防接種、乳児健診🐣 30代さわやか健診、乳がん検診(超音波)🐓

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