夜尿

 赤ちゃん👶がおねしょ💧(夜尿)をするのは当たり前💦しかし、小学校🏫に入るころには多くの子が夜尿💧はなくなりますが、1割の子はまだ残っています💨6歳以上になっても夜尿が続くものを夜尿症と言います💡

 なぜ夜尿症が起きるのかというと、夜中🌌の間にできる尿量💧が膀胱に貯められる尿量💧よりも多いからです💡

 そのため治療としては、夜中の尿量💧を増やさないようにすることと、膀胱に貯められる尿量💧を増やすこと、また夜中🌌に尿💧がたまったのに気づくことがあります✨


 夜中の尿量💧を増やさないようにする方法としては、生活改善法として、夜🌌寝る😴前には水分をとらない、塩分を控える、夜🌌寝る😴前にトイレ🚽に行くという方法があります。薬としては、尿量💧を減らす脳下垂体抗利尿ホルモン薬💊(デスモプレシン、ミニリンメルト)があります💡

 この薬は元々、脳下垂体抗利尿ホルモン(バゾプレッシン)が出ずに尿💧が大量に出る病気、尿崩症の治療薬💊として作られたもので、尿💧が出ずに体に水分がたまるため、この薬を飲みつつ大量に水を飲むと水中毒🤢という副作用が出ます💨水中毒🤢は軽いものでは頭痛や吐き気で済みますが、場合によってはけいれんしたり意識を失ったりすることもありますので、この薬💊を飲んだら水を飲むのは控えましょう🖐


 次に膀胱に貯められる量を増やす方法ですが、昼間🏙に尿💧をなるべくがまんしたあと、どのくらい尿💧が出たかを測る方法があります💡これを繰り返し行うことで、容量を増やし、また、どのくらい貯められるようになったがわかります✨

 また、夜尿症の10%くらいに便秘💩もある子がいると言われています💡便💩がたまっていれば膀胱容量が少なくなり貯められる尿量💧も減少します⤵️ほかの理由もありますが、便秘💩もある子は便秘💩の治療を行うことで半分くらいは治ると言われています✨

 お薬としては、抗コリン薬があります💦この薬💊は膀胱を広がりやすくはしますが、便秘💩になりやすいという副作用もあります⤵️昼間にもおもらし(尿失禁💧)があったり、過活動膀胱といって、突然の尿意(尿意切迫感)があっておもらし💧をしてしまうような場合は、はじめに使う薬💊とされることもありますが、夜間🌌のみの夜尿症の場合には脳下垂体抗利尿ホルモン薬💊や次に説明するアラーム療法⏰の補助として使われます💡


 最後に夜中🌌に尿💧がたまったか気づかせる方法として、尿アラーム療法⏰があります。これは、夜中にパンツやおむつが濡れるとアラーム⏰を鳴らして起こさせるという方法です💡最近は、コードレスタイプやスマートホン📲に連動するようなものもあり、本人が起きれなければお父さん👨、お母さん👩が起こしてあげるという方法もとれます💦これは起きて必ずしも尿💧をしなくてもいいとされ、尿💧がたまったら気づくことに意義があるのではないかと思います💨

 そのため、アラーム療法⏰を使わずに親が夜中に起こしてトイレ🚽に行かせる方法はその日の夜尿💧は抑えられるかもしれませんが、夜尿症を治す❤️‍🩹という意義はありませんが、修学旅行など宿泊行事で担任の先生先生👩‍🏫にお願いしてその日だけ夜尿💧をなくすという意味ではいいかと思います✨


 三環系抗うつ薬💊という、膀胱を広げ、膀胱にたまる尿量も少なくする薬もありますが、心臓🫀の合併症もあり、それ以上の治療は専門医におまかせするようにしています💨


 また、夜尿症の原因にはなんらかの病気が隠されている場合があり、膀胱と尿道の間に弁のようなものがある後部尿道弁、脊椎のおしりの部分が割れていて尿💧がたまった刺激が脳に伝わらない二分脊椎、腎臓からつながる尿管が膀胱ではなく直接尿道や膣につながっている尿管異所開口などがあります💦これらの病気はその病気の治療(手術✂️)がまず必要です💡


愛知県日進市 OBKタカE クリニック 小児科

第2、第4日曜診療🩺 こどものおなか🪱便秘外来💩でべそ治療🩹 小児循環器、小児腎臓、アレルギー💓 小児科専門医 兼 小児外科専門医🩺 一般診療、予防接種、乳児健診🐣 30代さわやか健診、乳がん検診(超音波)🐓

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